掛川駅と新所原駅(湖西市)を結ぶ天竜浜名湖鉄道は、全部で39駅。
掛川市、森町、袋井市、磐田市、浜松市、湖西市を結ぶ路線総延長は67.7kmです。
JR東海道に接続する「新所原駅」は、西の“玄関”。
利用者も多く、駅前のロータリーも近代的に整備されています。
JR東海道線と天浜線が並んでホームに進入するポイントとしても人気。
アスモ前駅
緑の中にひっそりと佇む「アスモ前駅」は、企業が社名を変更した今も、そのまま引き継がれています。『次は、明日も前・・・』というアナウンスが希望を与えてくれます。
こじんまりとした「大森駅」は、2009年4月に開業。
周辺に大きな工場が集積する湖西市にとって貴重な駅となっています。
ホームから東に延びていく真っ直ぐな線路が印象的です。
湖西市太田にある「知波田駅」は、駅舎に歯科医院がテナントとして入居する珍しい駅。
コンクリート造で頑丈な構えの駅舎が近代的。
浜松市の西の端に位置する「尾奈駅」は、
“うなぎのトイレ”がシンボルとして知られています。
三ヶ日の、のどかな風景の中にある駅です。
三ヶ日下尾奈にある「奥浜名湖駅」は、周囲に住宅も多く最寄駅として地域に馴染んでいる駅です。
幹線道路から外れているため、ひっそりとした雰囲気に包まれています。
三ヶ日駅
テレビCMの撮影ロケ地としても使われた「三ヶ日駅」。
ノスタルジックな雰囲気が漂う駅です。
現在でも、1日の平均乗車人員は200人を超えています。
都筑駅
無人駅の「都築駅」には、駅舎内に手作りパンの店があり、地元では人気を集めています。
“ゾウのトイレ”も同駅のシンボルです。
東都筑駅
無人駅の「都築駅」は、幹線道路脇にありながら木陰の下に静かにひっそりと佇んでいます。生い茂った樹木をすり抜けるようにホームに入ってくる下り線の車両が印象的です。
浜名湖佐久米駅
毎年、ユリカモメが飛来し、にぎやかな光景が見られる「浜名湖佐久米駅」。冬の風物詩として全国的にも知られています。
ホームの向こう側は浜名湖。まるで水上の駅のようです。
浜名湖を見下ろす小高い丘の上にある「寸座駅」。1200年ほど前、坂上田村麻呂が東征した際、その眺めの素晴らしさからここで小休止したとされ、寸座と名が付いたようです。
西気賀駅
国の登録有形文化財として、駅舎が登録されている「西気賀駅」。歴史と風情を漂わせています。目の前の五味半島の先端は「プリンス岬」と呼ばれ、浜名湖を一望できます。
かつて東海道の迂回路として利用された姫街道の関所があった気賀。今でもまちのいたる所にその名残が残っています。「気賀駅」は、駅舎・ホーム上屋が国の登録有形文化財に指定されています。
岡地駅
「岡地駅」は、付近にあった気賀高校が統合され校名を変えたことにともない、2015年に「気賀高校前駅」から名称を変更した駅です。かつては、遠州鉄道奥山線の駅も存在していました。